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らぶあど encore!
第4章 サミット・イン・NAGOYA
「出掛けるの……?」


ほなみが上目遣いで問う。

その表情が可愛くて、祐樹は抱き締めて瞼にキスした。


「に、西くん?」


「可愛いよ……ほなみ」


「あっ」


祐樹はほなみの唇をまるで食べるかの様に貪る。

「んん……んん」


花の様な唇。
切なく見つめる瞳。
柔らかな頬。

綺麗でいとおしくて、触れるだけでは足りなくて食べてしまいたい……


「かぷ!」

祐樹はふざけてほなみの鼻先をくわえた。


ほなみは面食らって居る。

「あーん」


咀嚼する様に、はむはむと口を優しく動かす。


「に……西くんっ何、してるの?」


「ほなみを食べてるの」


祐樹は頬をペロリ、と軽く舐めた。


「ひゃっ」


「そうしたい位に、可愛い……」


祐樹は、ほなみの手を取ると小指から順番に口に含んで見せた。


舐めたり吸ったり唇を這わせたり……


何とも言えない擽ったさにほなみは身体中がゾワリと粟立つ。
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