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らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
「あ――あ、何が悲しくて男と一緒に寝なきゃならんのだ……
いっその事、ソファで寝るか……」
時計は夜の0時になろうとしていた。
野村はとっくに寝ただろうし、祐樹達は部屋で仲良くやっているに違いない。
まあそれは良い事なのだが。
ふと景子の事が思い出された。
初対面の時の初々しさを装った女豹の様な獰猛さと、今日見せた態度――何処か一歩引いた所から世の中を褪めた眼差しで見ている様な……
そして、子供服を手に取っている時の柔らかい表情。
色んな景子がぐるぐると頭の中で浮かんでは消える。
亮介は頭をブルブルと振った。
……何故、あんな女の事が今、出てくるんだよ!
コンコン、とノックの音がした。
「誰だ……?」
亮介は穴を覗くと、その景子の姿があって、飛び退いた。
「ひ――!?な、何故!?これは何かの呪いか――っ」
いっその事、ソファで寝るか……」
時計は夜の0時になろうとしていた。
野村はとっくに寝ただろうし、祐樹達は部屋で仲良くやっているに違いない。
まあそれは良い事なのだが。
ふと景子の事が思い出された。
初対面の時の初々しさを装った女豹の様な獰猛さと、今日見せた態度――何処か一歩引いた所から世の中を褪めた眼差しで見ている様な……
そして、子供服を手に取っている時の柔らかい表情。
色んな景子がぐるぐると頭の中で浮かんでは消える。
亮介は頭をブルブルと振った。
……何故、あんな女の事が今、出てくるんだよ!
コンコン、とノックの音がした。
「誰だ……?」
亮介は穴を覗くと、その景子の姿があって、飛び退いた。
「ひ――!?な、何故!?これは何かの呪いか――っ」