この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
「これは夢だ。そうだきっと俺は夢を見てるんだ!さあ、夢の続きを見ようじゃないか!
ベッドに入って目を閉じたらすぐに夜が明けるさ。わははは!」
亮介はベッドに倒れ込み、枕に顔を埋める。
コンコンコン
「……」
コンコンコン
「…………」
コンコンコンコンコンコン
「………………」
ドカッドカッ!
ノックはやがて蹴っている様な音に変わった。
ぎょっとして起き上がり、恐る恐るドアの覗き穴を見ると、景子が今まさにハンマーを振り上げるところだった。
「ひい――!む、無茶苦茶な事は止めてっ」
亮介はドアを開けた。
当然、ハンマーを降り下ろした景子がバランスを崩しよろめく。
さっと腕を出してその身体を受け止めると洗い髪のシャンプーのような香りがフワッと漂った。
ベッドに入って目を閉じたらすぐに夜が明けるさ。わははは!」
亮介はベッドに倒れ込み、枕に顔を埋める。
コンコンコン
「……」
コンコンコン
「…………」
コンコンコンコンコンコン
「………………」
ドカッドカッ!
ノックはやがて蹴っている様な音に変わった。
ぎょっとして起き上がり、恐る恐るドアの覗き穴を見ると、景子が今まさにハンマーを振り上げるところだった。
「ひい――!む、無茶苦茶な事は止めてっ」
亮介はドアを開けた。
当然、ハンマーを降り下ろした景子がバランスを崩しよろめく。
さっと腕を出してその身体を受け止めると洗い髪のシャンプーのような香りがフワッと漂った。