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らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
景子がドアを開けようとするが、手を伸ばしかけて小さく悲鳴を上げて引っ込めた。
「お……お願い、開けて」
「え?」
「代わりに開けてよ!」
「は、はい」
亮介はドアを開ける。
景子が背中にしがみついて来てドクンと胸が鳴る。
しがみつきながら、部屋の中を覗いている様だ。
景子がはあ――と大きく息を吐いた。
「……は、入って」
「……?」
亮介は不審に思いながらもドキドキしていた。
夜中に、男を部屋に招き入れるとはどういうつもりなのか。
(――まさか俺に気がある!?
…………
いやいやいや
ないない!
景子は祐樹にモーションをかけているんだから、俺になんか興味はないだろう。
じゃあ、一体……?)
景子が突然何かを持ってバッと亮介に向けた。
「ひいっ!な、何だよ!」
凶器で攻撃されるかと思い、とっさに防御のポーズを取ってしまう。
「お……お願い、開けて」
「え?」
「代わりに開けてよ!」
「は、はい」
亮介はドアを開ける。
景子が背中にしがみついて来てドクンと胸が鳴る。
しがみつきながら、部屋の中を覗いている様だ。
景子がはあ――と大きく息を吐いた。
「……は、入って」
「……?」
亮介は不審に思いながらもドキドキしていた。
夜中に、男を部屋に招き入れるとはどういうつもりなのか。
(――まさか俺に気がある!?
…………
いやいやいや
ないない!
景子は祐樹にモーションをかけているんだから、俺になんか興味はないだろう。
じゃあ、一体……?)
景子が突然何かを持ってバッと亮介に向けた。
「ひいっ!な、何だよ!」
凶器で攻撃されるかと思い、とっさに防御のポーズを取ってしまう。