この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
景子はしゃくり上げて眼鏡を外し、手の甲で涙を拭うが次から次へと溢れるのが止まらないようだ。


亮介はすっかり面食らい、どうした物かと立ち尽くす。



「お……お願いっ……虫だけは……私、ダメなの……死ぬ程に嫌いなの……っ怖いの……」



潤んだ裸眼の景子は思いがけず儚げで、亮介はぼうっと見とれてしまったが、床に転がる蜘蛛の巣ジェットを見てハッと我に返った。



「え――つまり、蜘蛛をやっつければいいんだね?」

「うんっ……お、お願いっ……」


男たるもの、泣いている女子にお願いされたらこれは奮起するしかないだろう!


亮介はドヤ顔で拳銃を構えるスナイパーになりきり、ジェットを持つ。

親指を立てて、まだ泣いている景子にバシッと言った。



「俺に任せておきなさい!」
/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ