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らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
景子はしゃくり上げて眼鏡を外し、手の甲で涙を拭うが次から次へと溢れるのが止まらないようだ。
亮介はすっかり面食らい、どうした物かと立ち尽くす。
「お……お願いっ……虫だけは……私、ダメなの……死ぬ程に嫌いなの……っ怖いの……」
潤んだ裸眼の景子は思いがけず儚げで、亮介はぼうっと見とれてしまったが、床に転がる蜘蛛の巣ジェットを見てハッと我に返った。
「え――つまり、蜘蛛をやっつければいいんだね?」
「うんっ……お、お願いっ……」
男たるもの、泣いている女子にお願いされたらこれは奮起するしかないだろう!
亮介はドヤ顔で拳銃を構えるスナイパーになりきり、ジェットを持つ。
親指を立てて、まだ泣いている景子にバシッと言った。
「俺に任せておきなさい!」
亮介はすっかり面食らい、どうした物かと立ち尽くす。
「お……お願いっ……虫だけは……私、ダメなの……死ぬ程に嫌いなの……っ怖いの……」
潤んだ裸眼の景子は思いがけず儚げで、亮介はぼうっと見とれてしまったが、床に転がる蜘蛛の巣ジェットを見てハッと我に返った。
「え――つまり、蜘蛛をやっつければいいんだね?」
「うんっ……お、お願いっ……」
男たるもの、泣いている女子にお願いされたらこれは奮起するしかないだろう!
亮介はドヤ顔で拳銃を構えるスナイパーになりきり、ジェットを持つ。
親指を立てて、まだ泣いている景子にバシッと言った。
「俺に任せておきなさい!」