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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「西くん……好き」
その声で囁かれると、何を言われても蕩けそうに感じる。
祐樹は目を潤ませるほなみの額にそっと唇を付けた。
そして軽く咳払いする。
「処で、ほなみさん?思うに、俺ら結婚してるのに呼び名が『西くん』じゃあ……おかしくないかな?」
「……ダメ?」
ほなみが唇を尖らせる。
祐樹はその唇を指でなぞりながら時に優しく摘まんだ。
「そろそろ、名前で呼ばない?」
ほなみの頬が紅く染まる。
その反応が堪らなく可愛くて、意地悪をしたくなって来た。
「祐樹、て呼んでごらん」
「……っ……」
口を開きかけるが、また閉じて目を逸らす。
顎を掴みこちらを向かせると、低い声でほなみに問う。
「智也の事は、いつから名前呼びしてたのさ」
ほなみの顔色が変わる。
祐樹は、その素直な反応に満足していた。
だが顔には出さず、詰問する様にほなみを見詰める。
その声で囁かれると、何を言われても蕩けそうに感じる。
祐樹は目を潤ませるほなみの額にそっと唇を付けた。
そして軽く咳払いする。
「処で、ほなみさん?思うに、俺ら結婚してるのに呼び名が『西くん』じゃあ……おかしくないかな?」
「……ダメ?」
ほなみが唇を尖らせる。
祐樹はその唇を指でなぞりながら時に優しく摘まんだ。
「そろそろ、名前で呼ばない?」
ほなみの頬が紅く染まる。
その反応が堪らなく可愛くて、意地悪をしたくなって来た。
「祐樹、て呼んでごらん」
「……っ……」
口を開きかけるが、また閉じて目を逸らす。
顎を掴みこちらを向かせると、低い声でほなみに問う。
「智也の事は、いつから名前呼びしてたのさ」
ほなみの顔色が変わる。
祐樹は、その素直な反応に満足していた。
だが顔には出さず、詰問する様にほなみを見詰める。