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らぶあど encore!
第8章 ライヴ=人生?③

それに……
仕事場には景子がいる。
景子はわざと、ほなみの心を乱そうと画策しているとしか思えない。
裕樹はほなみの頬を指でつついた。
「……離れたくないなあ……」
「ん……ん」
ほなみは、まだ眠る。
裕樹はクスリと笑う。
「こうして……ほなみをずっとずっと見ていたいな……」
だが、一緒に居れば触れたくなる。
優しく触れるだけでは我慢出来ずに、自分の思いや欲望を全てほなみにぶつけてしまう。
「これじゃ駄目だな……」
ほなみの髪を撫でて居ると、祐樹にはある考えが浮かんだ。

