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らぶあど encore!
第8章 ライヴ=人生?③

お腹に優しく触れて呟く。
「不思議だよな……女の子の身体って……
この中には命が居るなんてなあ……」
ほなみが僅かに脚を動かした時に、タオルケットが捲れて太股が露になる。
「……っ」
裕樹は、身体が淫らな反応をするのを自覚するが、タオルケットを掛けなおすと、拳で自分の頬を殴った。
「全く……
眠ってる奥さんを見てるだけで欲情とか……
これじゃあ変態みたいじゃん、俺」
苦笑いして、両手を組み考えを巡らせる。
ほなみは安定期とは言え、やはり無理は出来ない。
自分も多忙で側に付いてあげることも出来ないが、だからと行って、仕事場やツアーに連れていくのはほなみには負担だ。

