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らぶあど encore!
第8章 ライヴ=人生?③

「……っ」
祐樹が唇を一旦離そうとすると、頭を掴んで引き寄せてまた唇を重ねてくる。
甘美な想いと身体の真っ芯から涌き出る欲望に苛まされ、祐樹は呻いた。
「く……
ダメだよ……また……こんな事をしたら……」
「何故……?
いつも……西くんがこうして……するじゃない……」
潤んだ目で見つめながら、ほなみの手が祐樹のネクタイを緩め、シャツのボタンを外していく。
「……っ」
弾かれた様に、祐樹は身体を震わせて目を閉じた。
今、ほなみを見たら、際限無く求めてしまいそうだ。
柔らかい指がボタンを上から下まで外すと、下腹部の辺りに微かに当たり、それは甘く淫らな刺激になる。
身体の中の獣が目覚めたのを、祐樹は悟った。

