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らぶあど encore!
第8章 ライヴ=人生?③
「指切り~指切り~
嘘ついたら~
ボッコボコのギッタギタ――!」
適当に思い付いたコミカルなメロディーを口ずさみ、二人でクスクス笑うと、ほなみがくしゃみをする。
「あ――!ほら、もう服を着ないと」
祐樹が、散らばった下着や服を拾い、ニコニコしてほなみににじり寄る。
「さあ、じっとして?」
足首を掴むと、ショーツをそっと通していく。
「に……西くんっ」
狼狽えるほなみにクスリと笑うと、ゆっくりと両手で小さな布を上げていった。
「カワイイお尻……」
指で尻の曲線を撫でて耳元で囁く。
「にっ西くんっ!」
「これからは、こんな小さな下着じゃ用をなさないからね?
……お腹を冷やさない様に大きなのを履く事!
……て、俺の母さんが、ほなみに教えてあげなさいって……ふふ」
真っ赤になるほなみに、真剣な目を向ける。
「いや、マジでさ、大事にしないと……ね?」
「う……うん」