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らぶあど encore!
第11章 Hearty party




「いい飲みっぷりじゃないか」


綾波は目を細めて笑うと、更に祐樹のグラスに注いだ。



「――ああ、お前と俺と、どっちが先に潰れるか勝負だ」



祐樹は、鋭い目を向けて、綾波のグラスに自分のグラスを軽くぶつけた。


「ふふ……
いいだろう……たまにはそういうのもな」



綾波も一気にグラスを煽る。



「に……西君、無茶はよして?綾波さんも……」



「――綾波の心配なんて、しなくていい」



祐樹は、ほなみの顎を掴むと、強引に口づけた。


その行動に、皆は色めき立つ。



「ギャアアアアア!
西君が――狼にっ!
いや――んっ!
カナ、困っちゃいまちゅ――!」


何が困るのかは謎だが、カナは顔を掌で覆い首をブンブン振る。



「の――むら――!
起きてっ!ほら――!
私達も負けて居られないわよ――!」


あぐりは、寝ている野村の膝の上に飛び乗り、野村の顔を手で挟み、唇を押し付けた。



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