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らぶあど encore!
第12章 Hearty party②
「うっ……」
同時に祐樹も果て、熱い精をほなみの中へと吐き出した。
ほなみの背中を撫でながら、余韻と、罪悪感に苛まれる。
普通の身体ではない、と分かっているのに、また烈しくしてしまった。
今日は、決してほなみに触れるつもりは無かったのに……
やはり、無理だ、と祐樹は思う。
愛しい、可愛いほなみを目の前にすると、どうしても近付きたくなる。
近付けば、柔らかい髪や頬に触れたくなり、引き寄せてしまう。
この腕の中に引き寄せれば、可憐な唇を貪りたくなり、そして唇だけを貪るだけでは足りなくなる――
祐樹は、部屋の天井を見上げ、呟いた。
「……我ながら、どうしようもない奴だな……」