パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 Hearty party②

｢う……ん……｣


ほなみが、ゆっくりと瞼を開くと、祐樹は頬に口付けた。

身体を起こし、ほなみの乱れた服を直してやる。



｢……大丈夫？……て、今更だけどさ｣



祐樹は、妻のお腹に手でそっと触れると、ほなみは笑って頷いてから、ふと呟いた。



｢――皆、どうしてるのかな……｣


｢え？｣


｢……だ、だから……
妊娠してる時の……その｣


赤くなるほなみは口ごもるが、祐樹は噴き出す。


｢今更、恥ずかしがらなくてもいいじゃん……
俺とたーくさん、いやらしい事してきた癖にさあ｣


｢し、知らないっ｣



ほなみはそっぽを向くが、祐樹はほなみの髪に触れて溜め息を吐いた。



｢……折角、あぐりちゃんに綺麗に結って貰ったのに……
俺のせいだな……ゴメン｣


ほなみの編み上げられた髪はすっかり乱れてしまっている。



ほなみは首を振ると、髪をほどき始めた。


｢いいの……
肩も凝るし、もう下ろしちゃう｣