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第13章 Hearty party③

亮介は苦笑いすると、少し遠い目をした。



｢まあ……単純に、好き嫌いは良くない、しさ……
意外と食っても大丈夫だったから、何だか色んな事が出来る様な気がしてきたよ。
変な話だけどさ｣



｢……｣



景子は、盗み見る様に、ちらりと視線を上げる。

バッチリ、亮介と目が合い、頬が薔薇色に染まった。



亮介は、おどける様に唇を突き出して、歌うように言った。



｢野菜食べれないなんて、だらしないわね――！
……とかさ、景子ちゃん怒りそうじゃん｣



｢……そ、そうかも知れないわねっ……｣



景子は、やっとの思いで返答する。