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らぶあど encore!
第17章 sweet time
祐樹は、妖しい色気を含んだ光をその瞳に湛えほなみを見つめ、素早くボタンを外していく。
「うん、俺はズルいよ?
……ほなみを触りたいから……
口実を作ってるだけだもの」
「も……もうっ!」
昨夜、パーティの後志村のマンションに祐樹は泊まり、ほなみと一緒のベッドに入ったのだが、疲れたほなみは直ぐに眠ってしまったのだ。
熱をもて余したまま、祐樹はほぼ一晩悶々と過ごしたのだ。
ほなみの身体の事を考えて、抱くのを控えようと決意して別居しているのに、こうして一緒に居ると守り通すのが困難だ。
――それだけ、俺は我慢が出来ないどうしようもない獣なのか?
いや、そうなってしまうのは、俺がほなみを好きでたまらないから……
そうなんだ――