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らぶあど encore!
第17章 sweet time
「あ……ああ……っ!
西く……っ!」
「ほなみ……っ」
二人は固く抱き合ったまま、お互いを貪る。
「ゆ……祐樹……っ!
祐樹っ……」
「――!」
誰よりも恋しい女に、乱れながらせつなげに呼ばれ祐樹の身体の中心は限界まで熱く沸騰し、何度か律動した後、遂に爆ぜ、精を噴き出した。
「はあっ……」
ほなみの中へ、欲を出し切った祐樹は、快感の余韻と幸福感に酔いながら、ほなみの頬にキスする。
ほなみは息を切らし、達したばかりのせいか目が虚ろだったが、祐樹のキスが唇に軽く触れると本来の光を取り戻す。
「……スッゲー良かった……けど、大丈夫?」
今更ながらの質問をする祐樹に、ほなみは小さく笑った。
「もう……
あんなに……」
ほなみは、言いかけて頬を染めて口ごもり顔を逸らすが、祐樹にじっと覗き込まれ、消え入る様な声で呟いた。
「……あ、あんなに……烈しくしたくせにっ……
バカっ!」