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らぶあど encore!
第17章 sweet time
祐樹は、ほなみの鼻を軽く潰して上に向け、茶目っ気たっぷりに笑う。
「ブーブー!
……ふふ、可愛い豚さん!」
「――っ」
ほなみが紅くなると、指を離し、祐樹は伸びをして壁の時計を見る。
「九時か……
ふああ~……」
欠伸ひとつして振り向き、ほなみの髪をくしゃくしゃに弄び、顔を近付けて囁いた。
「……このまま一日ベッドで抱き合うのもいいけど……どうする?」
「……っ」
ほなみがもっと紅くなるのを見て、祐樹は満足げに頷いた。
「可愛い反応だなあ……
そんなに、俺とヤるのが好き?」
「ばっ……バカっ!」
ほなみは祐樹の胸を軽く叩くと、彼の胸に顔を埋めて小さく呟いた。
「に……西君……とする事なら、何だって楽しいの……」
祐樹の胸がまた苦しい程に甘く蕩け、衝動のままにほなみを抱き締めた。