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らぶあど encore!
第1章 君の愛は甘い毒
「ほなみっ……」
愛しい気持ちと堪らない突き上げる快感に狂い、もう正気で居られない。
祐樹は狂った様に腰を動かしてほなみを啼かせる。
「に、西君――っ!」
無意識にほなみも腰を上下に動かして祐樹の獣を限界に導こうとしていた。
「くっ……駄目だもうっ」
口走ると同時に、獣は愛する妻の最奥で爆ぜて、熱い欲望が流れ出す。
痙攣した様にまだ獣はビクンと微かに動いていた。
「ふっ……はあっ」
激しく息が上がり、祐樹はほなみの胸に顔を埋め、ほなみは指で彼の真っ直ぐな髪を撫でる。
「凄く……良かったよ」
祐樹が微笑み囁くと、ほなみは紅くなった。
「う、うん……」
「……それだけ?
ほなみの感想は?……ん?」
長い指で頬を軽くつねって意地悪そうに聞く祐樹をほなみは睨んだ。
「知らない……」
「ほなみ?」
先程まで熱く燃えていたのに、ほなみは機嫌が良くなさそうだ。
祐樹はそっぽを向く妻の顎を掴むと強引に口付けた。