この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
らぶあど encore!
第3章 魔性の女達
「或いは、思いもかけず甘かったりね」
祐樹はニッコリ笑って亮介の頬を突っつくと溜め息を吐く。
「ほなみはさ……最初凄くつれなくて、俺本気でフラれたかと思ったもんな……
でも本当は、凄く甘く激しく思ってくれてたんだ……」
三広は祐樹の話に顔を赤くして、鼻に当てていた紙がまた鮮血に染まり、それを見たホテルの客が悲鳴を上げた。
亮介と野村は頭を下げて回る。
「すいません、驚かして」
「……大丈夫です。只の体質ですから……」
ヒソヒソ声が聞こえてきた。
『ね、あの人達何処かで見たことない?』
『皆カッコいい~!』
野村が亮介に耳打ちする。
「そろそろ、出ようか……騒ぎになると面倒だし」
「ああ、そうだな。
"あのクレッシェのメンバーが高級ホテルのロビーで興奮して鼻血ブー! "
とか週刊誌に書かれたら嫌だからな~!」
二人は頷きあい、祐樹と三広に目で合図した。
祐樹はニッコリ笑って亮介の頬を突っつくと溜め息を吐く。
「ほなみはさ……最初凄くつれなくて、俺本気でフラれたかと思ったもんな……
でも本当は、凄く甘く激しく思ってくれてたんだ……」
三広は祐樹の話に顔を赤くして、鼻に当てていた紙がまた鮮血に染まり、それを見たホテルの客が悲鳴を上げた。
亮介と野村は頭を下げて回る。
「すいません、驚かして」
「……大丈夫です。只の体質ですから……」
ヒソヒソ声が聞こえてきた。
『ね、あの人達何処かで見たことない?』
『皆カッコいい~!』
野村が亮介に耳打ちする。
「そろそろ、出ようか……騒ぎになると面倒だし」
「ああ、そうだな。
"あのクレッシェのメンバーが高級ホテルのロビーで興奮して鼻血ブー! "
とか週刊誌に書かれたら嫌だからな~!」
二人は頷きあい、祐樹と三広に目で合図した。