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らぶあど encore!
第27章 長い夜④
祐樹はほなみの唇を指で摘まみ、柔らかく笑った。
「ふふ……や――だよ」
「……っ」
「意地悪されて泣きそうなほなみ……可愛い」
「ひ……酷い」
「ほなみだって……さっきは悪魔みたいだったよ」
「――あっ」
祐樹は、ほなみの唇から指を離し、首筋から乳房、そして下腹部の窪みに滑らせた。
ごく細い華奢なレースで編まれた花の形のモチーフがショーツの紐部分になっていて、ほなみの大切な所を隠す布はごく僅かな面積しかない。
最初は勿体ぶるように紐に触れ、ほなみが身体を震わす反応を見て楽しんでいた。だが、ほなみの目尻から涙が流れ、その可憐な唇からこんな言葉が盛れたのを聞いた祐樹は、いよいよ我慢の糸が切れてしまった。
「祐樹……っ……はや……く」