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らぶあど encore!
第27章 長い夜④
祐樹はゆっくりとオールを漕ぐように腰を動かしてほなみをいとおしげに見詰める。
時にほなみの中が無意識に締まり、快楽に唇を歪めて仰け反りながら、途切れ途切れに言った。
「……ほなみは……っ……何をしてても綺麗……だ」
「ふふ……んっ……西くんったら……あ……っ」
祐樹の獣が熱く膨張し、ほなみは圧迫感と甘疼きに小さく叫び、祐樹にしがみついた。
祐樹は低く笑って規則的な律動を繰り返し、ほなみの黒髪を撫でる。
「本当に……綺麗だ……よ……全部……っ……くっ」
「西くん……わ……私もう……」
ゾワゾワと甘ったるい刺激と共に、圧倒的な波が襲い来る予感にほなみは堪えきれずに腰を動かし始めた。
祐樹は、それが合図かのように、律動を速めていく。
「ああ……にしく……止めないで……っ」
「く……止めない……ずっとこのまま……っ」
「西くん――!」
「……ほなみ……っ!」
限界まで高めあった二人は、互いの名を呼んだ瞬間に果てた。