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らぶあど encore!
第30章 密約
繊細な手付きで、綾波は景子のブラウスのボタンを次から次へと外しながら、時折酒を煽り景子に口移しで飲ませる。
辛口の酒が喉から全身に行き渡り、カアッっと熱く燃え上がる。
酒のせいなのか、綾波の巧みな口付けのせいなのか――景子は必死に足をを動かし、腕で彼の胸を押す。
だが力が入らず、彼に好きに唇を凌辱され、ブラウスをはだけさせられ指で膨らみを揉まれる。
「……なかなかいい味の酒だろう……」
「や……止めてっ……何故っ……」
「ふふ……男が女にこうするのに……理由などあるのか」
「――っ……ひ……人を呼びます……」
「言っておくが……此処へは誰も入って来ないぞ」
「――!」
綾波は、景子の豊かな胸の膨らみを指や掌で転がし、耳朶を軽く咬む。
「や……あっ!」
「なかなかいい声を出すな……」
綾波は形の良い唇を歪め、景子のスラックスのボタンに手をかけた。