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らぶあど encore!
第30章 密約


身を捩り、逃れようとするもしっかり押さえつけられて叶わない。

綾波の掌が尻から背中の髪に移動して、巧みな手付きで撫でる。

恐怖で景子は震え、涙をついに溢した。

綾波の端正な眉が片方だけ上がり、くつくつ笑う。



「……まるで女優のような泣き顔だな……それは何処で仕込んできた?その顔で泣かれれば……純情な亮介はイチコロだろうよ……」

「っ……そ……そんな――」



綾波は、景子の髪をひと束掴んで自分の方に乱暴に引き寄せる。

引っ張られる痛みに景子は顔をしかめ、思わず瞼を閉じた。



「岸会長の知り合いの娘だなんていう嘘を、よくもついてくれたな……」

「――」



景子の全身から血の気が引いた。

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