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らぶあど encore!
第30章 密約



「亮介君が怪我をして、バンド活動がこんな事になってしまったのは私の不注意です……だから……私は出来る限りの事をして償います……
彼の……クレッシェンドの為になる事なら、なんでもします……」




何もかもを見透かすような綾波の透き通った黒目の輝きに景子は圧倒されそうになりながら、亮介の優しい笑顔を思い浮かべながら言った。

太股を這い回る掌と指先からもたらされる甘く危険な感覚に浚われぬよう、亮介の事を考えながら――

身元を偽り、嘘で固められた自分。史に言われるままにクレッシェンドのマネージャーを演じていたが、いつしか心から彼らの成功を願うようになっていた事に気付く。

彼らの楽曲がもっと多くの人に愛され、クレッシェンドがもっともっと大きなバンドになることを。

そして、亮介が幸せになってくれることを。







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