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新月
第3章 美月
「チヨさんは、おいくつ?」

「10歳になります。」

美月は、先ほど座っていた隅の椅子に座り、

手で、チヨに隣の椅子に座るよう促した。


「そう。

透吾と同い年なのね。」

透吾というのは、藤木の旦那様の息子の名前だ。

美月に勧められ、隣の椅子におずおずと座る。



「美月様はおいくつでいらっしゃいますか?」

チヨは、控えめに聞いてみた。



「私は、16歳ですのよ。

チヨさんより少し上ですね。」

そういいながら、美月はまたフワリと笑った。


(この方は、花の様に笑う。

なんて綺麗なんだろう…)


しかし、先ほどから違和感を感じ取っている。






美月はずっと、目を閉じたままなのだ———。



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