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刺繍のような詩集のような。
第17章 覆せない勘違い
出会いがあれば、別れがあって
始まりがあれば、終わりがある
僕と君は、別々の日に生まれたんだから
僕も君も、別々の日に終わりを迎える
僕と君が完全に一致する映像を見る日は来ないから
僕と君が理解し合えないことに悲しむことも無い
僕も君も、沢山の勘違いをしているんだ
沢山の勘違いをしていることに気付けば
いつか、理解しあう日が来るのかもしれない
ただし、あまりにも膨大な勘違いに
僕らが、きちんと目を向けて、受容することが出来ればの話
手を繋いでも違う体温
唇を重ねても違う味
触れている皮膚だって外側の殻に過ぎない
僕らは卵を割らないで
毎日、スクランブルエッグを作ったつもりになっているだけなんだ
世界も同じだ
この世界が始まった以上、
この世界にも終わりは来る
そんなこと無いって?
ほら、
それが、僕らが認めたがらない、最初の勘違いだ
始まりがあれば、終わりがある
僕と君は、別々の日に生まれたんだから
僕も君も、別々の日に終わりを迎える
僕と君が完全に一致する映像を見る日は来ないから
僕と君が理解し合えないことに悲しむことも無い
僕も君も、沢山の勘違いをしているんだ
沢山の勘違いをしていることに気付けば
いつか、理解しあう日が来るのかもしれない
ただし、あまりにも膨大な勘違いに
僕らが、きちんと目を向けて、受容することが出来ればの話
手を繋いでも違う体温
唇を重ねても違う味
触れている皮膚だって外側の殻に過ぎない
僕らは卵を割らないで
毎日、スクランブルエッグを作ったつもりになっているだけなんだ
世界も同じだ
この世界が始まった以上、
この世界にも終わりは来る
そんなこと無いって?
ほら、
それが、僕らが認めたがらない、最初の勘違いだ