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えっちな公民館
第1章 えっちな雑誌、発見
その日私は公民館で、低学年の子達のお楽しみ会の準備を手伝わされていた。いくら言ってもキャーキャー騒ぐ子供達に疲れて(といっても私もまだ小5の子供だけど)ふと部屋の隅の貸本棚に目をやった。
読書は好きだから、何かいいのがあったら借りようと背表紙に目を走らせる。
図書館みたいに作者の名前順にもなってないし、ジャンルもバラバラで小説や漫画、雑誌がデタラメに並んでいる。
と、一番下の一番端に変に膨らんだ感じの本があった。
雑誌だな、と思いながら指をかけて引き出した途端、心臓がドキン!と跳ねた。
慌てて雑誌を元に戻す。
周りを見回してみるけど相変わらず子供達は騒いでいて、私のことなんて見ていなかった。
ほっとして本棚を振りかえる。
一番下の、一番端。慌てて押し込んだ雑誌はさっきと変わらずそこにある。
私はゴクリと唾を飲み込んで、また明日来よう、と決める。
人がいる今は持ち出すのも見るのも不可能だ。
明日ゆっくり見に来よう。
裸の女の人がいやらしい顔をして書いてある表紙の、…えっちな、雑誌。
読書は好きだから、何かいいのがあったら借りようと背表紙に目を走らせる。
図書館みたいに作者の名前順にもなってないし、ジャンルもバラバラで小説や漫画、雑誌がデタラメに並んでいる。
と、一番下の一番端に変に膨らんだ感じの本があった。
雑誌だな、と思いながら指をかけて引き出した途端、心臓がドキン!と跳ねた。
慌てて雑誌を元に戻す。
周りを見回してみるけど相変わらず子供達は騒いでいて、私のことなんて見ていなかった。
ほっとして本棚を振りかえる。
一番下の、一番端。慌てて押し込んだ雑誌はさっきと変わらずそこにある。
私はゴクリと唾を飲み込んで、また明日来よう、と決める。
人がいる今は持ち出すのも見るのも不可能だ。
明日ゆっくり見に来よう。
裸の女の人がいやらしい顔をして書いてある表紙の、…えっちな、雑誌。