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第9章 思いでぽろぽろ

「なんかあしらわれてる気ぃする～」
「ほんなことなひよ～」
「あっくすぐったい～」
先を咥えたまま話すと叔父さんが悶えた。

ふふふ、と息が漏れる。
「こちょばいって」
叔父さんの手が頭を撫でる。

「んん」
わたしはふざけるのをやめにして、舌を使い始める。

ぺろぺろと丁寧に、先っちょから丹念に。
叔父さんの鬼頭はパンパンに張っていて、舌で擦るとつるつると逃げる。
わたしは手で押さえてもっと舌を使う。

熱くて、硬い叔父さんのおちんちん。普段は柔らかいものが、こんなに硬くなるのが不思議だ。唾液をいっぱい出して、おちんちんをヌルヌルにしていく。
「あ～、やらし」
叔父さんがわたしの口元を指で撫でる。唇が引っ張られて涎がつーっと垂れた。

ゆっくり、下の方へ咥え込んでいく。
手でサオも撫でながら、もう片方の手で玉もやわやわと揉むと
「あ～もう、そんなんどこで覚えたん」
と頭の上で声が響く。

気持ちよさげな声に嬉しくなる。
もっといやらしく感じてほしくて、ねっとりと舌を使う。
ざらざらの表面をより広く押し当てて、ゆっくり下から上へ。叔父さんの形に合わせて舌を添わせて優しく撫で上げる。

ぴちゃぴちゃとはしたない程音を出して嘗め回す。
「おいしい」とか、えっちな漫画とかで女の人が言うのを見たことあるけど、味なんかわかんないじゃんと思ってた。
だけど、今ならわかる気がする。
多分、味じゃなくて、愛おしさの表現なんだって。