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叔父姪えっち
第9章 思いでぽろぽろ
激しすぎる快感で体が震える。
それは叔父さんも同じみたい。くっついたお腹がひくひくと時々震えている。
「あ~、めっちゃ出た、よ……」
「うん……、わかる」

二人ともぐったりして、余韻に痺れる体でそっと抱き合う。
叔父さんの手がわたしの髪を撫でる。
鼻の奥がツンと痛くなる。ずっ、と鼻をすすると叔父さんがからかうように「また泣くの~?」と聞く。
「泣かないよっ」
はいはい、とあやすように叔父さんが頭をぽんぽんする。

くっつきあったままでいるとやがて叔父さんのが縮んで、わたしの中から出ていく。
そのあとにどろりと液体が流れ出る。
叔父さんが起き上がって自分のと、わたしのを拭いてくれる。

うーん、と叔父さんが呻る。
どうしたの、と聞くと
「いや、美妃ちゃんが中出しにハマってもたら困るなぁと思って」
と頭を掻く。
「大丈夫だよ、叔父さんだけだから」
と返すとまたうーんと呻る。わたしはふふふと笑ってしまう。叔父さんの困り顔、好きかも。そう言って、してもらえなくなると嫌だから黙っておいた。


それからしばらくイチャイチャして、キスもなでなでも思う存分し合った。
さすがにもうえっちはできなくて、だからこそただイチャイチャできるのが楽しいし嬉しかった。
これがきっと愛だ、なんてまた思った。

でもさすがに体力の限界が来てあくびが出る。そんな私を見て
「いい加減寝るか~」
と叔父さんもあくびをすると新しいタオルケットを出してきて、それに二人でくるまる。
「寝ちゃったら朝だね」
「そやなー。お父さん何時に来るんやっけ?」
「昼前って」
「ふーん」
叔父さんがまたあくびをしてわたしを抱く腕にぎゅっと力を込める。

「ほんとは全然帰りたくない」
わたしも叔父さんをぎゅっとして言う。
わかってる、と叔父さんは目を閉じたまま呟いた。
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