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叔父姪えっち
第10章 はじまりのおわり
お父さんが慌てる。わたしも慌てるけど同時に嬉しくもあって、叔父さんが笑ってるのを腕を叩いて黙らす。
タケオくんは真剣な目のまま、顔を赤くして立ってる。わたしは真剣に見つめ返す。
未来は、わかんないよね。お互い頑張ればいいよね、と思う。

「えっと、じゃあそろそろ行かないと」
お父さんが戸惑い顔のまま時計を確認する。
「……うん」
「ほな、荷物運んだろ」
叔父さんと、タケオくんも荷物を運んでくれる。
車までの間にタケオくんがそっと近くで「本気やから」と囁いた。
わたしは前を向いたままうん、と頷く。


荷物を積んで、叔父さんの家を振り返る。家の後ろは山になっていて、沢山の木々の緑がざわざわと風に揺れている。その上には真っ青な空があって、今日もいい天気だ。眩しくて目を細める。
わたしがいなくなってもここはこのままここにあって、叔父さんが一人でまた生活していくんだってことが不思議な気がする。

わたしはそこに叔父さんと暮らすわたしの姿を想像する。
悪くない。
ううん、とてもいい、と思う。


荷物と一緒に後部座席に乗り込んだ。コンコンと叔父さんが窓をノックする。
開けると叔父さんはぽんとわたしの頭に手をのせて、
「ここがそんなにえぇんやったら俺もいつでも待ってるから。勉強頑張りや」
くしゃくしゃと髪を撫でまわす。
髪の毛越しに見える叔父さんの笑顔もくしゃくしゃに歪む。

熱い涙が頬に流れて、耳の奥がキーンとする。
目の前に叔父さんの手が差し出されてぎゅっと握る。
握手の形で握った手はもうなじみきった手のはずなのに、日の中で見るとこの手がわたしにいろんなことをしたのだとは信じられないような気持ちになる。
ここにあった二人の夏の生活が、今終わるんだということが強烈に胸に迫る。
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