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Doki Doki/one way love〜一方通行の恋
第4章 ルームシェア


デスクに戻ると早速、係長から呼ばれた

「はいっ、何でしょう」

「ここの部分、こっちに差し替えた方がいいんじゃないかな」

「あー、そうですね、迷ったんですけど、やっぱりこっちですかね
すぐに差し替えて送信しておきます」

「ああ、よろしく」




「で? どうだったのよ」

デスクで待ち構えていた明美が耳元で囁く

「ん?どうって、昨日は仕方なくコンビニ弁当だょー」

「そうじゃなくって、係長!」

「え?どうもこうも、結局一人で残業」

「マジかっ」

「ん、マジです」

「何だぁ、係長と二人きりで残業いいなぁ、なんて皆で言ってたんだよー」

はいはい、二人きり、ね、代われるものなら代わってください、お願いします




「星野、別件で頼んでおいた資料どこ?」

「あー、また係長が呼んでるっ、じゃね、明美」

「ん、行って来、お昼にねー」




「はいっ、こちらにできてます」

「これ、午後の会議に掛けることになったから… 俺ちょっと得意先に呼ばれたから行って来る、会議までには戻るから、後よろしく」

「はい」

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