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外れない首輪
第8章 first night
目の前が恥ずかしさで真っ赤になる。
できない。恥ずかしい。という感情よりも
これは命令。だから言う通りにしなきゃ…という思考の方が勝ってしまう。
目の届くところで吸盤付きのディルドを固定できる場所というと、目の前の鏡しかない。
ちょうどいい位置に吸盤で固定してから、四つん這いになり腰を使って沈めていく。
「…ァあぁ…」と貫かれる時独特の鳴き声のような声が出てしまう。
ずぶずぶと奥まで挿れた後、ゆっくりかき混ぜられている抽挿になるように腰を動かす。
彼は向かい側のベットサイドに腰かけて、私を見ながらコーヒーを飲んだりしている。
テレビでも見ているような、その冷たい視線が気持ちよくてたまらない。
「ふふ、蕩けただらしない表情して。気持ちいいんだ?」
「はぁッ…い、気持ちいいです…ぁああッ…」
声も腰も止められない。少しづつ、動きが早くなってしまって、声もそれに併せるように漏れ続けている。
「挿入っちゃえば、何でも気持ちいいんだね。きみは」嘲るような声…
「ちがっ…あッ…ぅあん…」
(本当は御主人様…あなたのモノが欲しいです…でも命令だから)
と心の声がする。被せるように
「違わないんじゃない?現にきみは今もこうして、自分で動かしながらやらしい声上げ続けてる。」
「ごめ…んなさ…ぁあっ…い…あぁっ…」
「謝らないでいい。認めなよ。後ろから貫かれて自分で動かしているくせに。エリはきっと、さっきバイブを出し入れしていたヤツに犯されても、さかりのついた牝犬みたいに腰を動かして鳴いてイクんだよ。そうだろ?」
責める声が降ってくるたびに、ナカがギュッっと締まって、ディルドで内壁をめくり上げられ掻き混ぜられる快感で恍惚となる。
「ほら、イきそうになってる。認めなよ。そうしない限りはイクのは許さない」
「ふぁい…認め…ま…す。認めますから…あっあああぁ…」
「自分で言いなよ。」
「はぁい…わたしは…あっ…挿入れて…ぅあぁ…もらったら…何でも…感じて…んッくぁっ…しまう牝犬です…イって…イっていいですか」頭と身体がもう駄目…ダメとイクことしか考えられなくなっている。
「いいよ。俺の目を見ながら、イキな」
気持ちよさが過飽和状態でボロボロと涙が出てくる。
「ふぁい…ぁあっ…御主人様ッ…いっちゃうっ…あぁっ…イクっ…」
私は、今日何度目かわからない絶頂に染められ真っ白になった。
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