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外れない首輪
第9章 until First NIGHT
よく彼女を見てみると、体型、背格好してエリ以外に考えられなかった。
ビックリすると同時に、やっぱり。と腑に落ちてる自分がいる。
蝋を垂らしてやる。口枷で塞がれていてもわかる、鋭い声。その痛みを馴染ませるように胸をなぞってやる。さっきとは違う甘い鳴き声。また垂らしてやる。またなぞって…と少しづつ彼女を蝋で染めあげた。女主人と交代し、鞭で蝋を落とすのを眺める。
エリはハイになってるようで、ひたすら甘い鳴き声を上げている。
今のタイミングなら、顔を合わすこともないし。とそうっと立ち席を外す。
受付にいた男性が、御礼と裏手のバーのドリンクチケットと、なぜかさっき使っていたディルドを渡してくる。これをどうしろと?と思わなくもなかったが、お酒はいただいておこう。
バーに立ち寄り(ロックヒルファームスがあって嬉しかった)カウンターでバーボンを飲んでいると、エリが厨房やお手洗いがあるであろう通路から出てきた。マジかよ。と思いつつ、さっきの女主人の意味深な笑みが脳裏に浮かんだ。
エリは一瞬ビックリした表情を浮かべたものの、しれっと横に腰かける。バーテンダーも慣れたもので「お帰りなさい」とおしぼりを渡し「お待たせしました。先程ご注文のジャックローズです」とカクテルを出し、ずっといた体を装っている。さてどうやって崩してやろうか?と悪戯な心が沸き上がる。
「じゃ、乾杯しよっか?さっきの綺麗なきみに。ね?ミツバチさん?」
あの時の見開かれた目は今も忘れられない。
そのあと、ホテルに行って色々と…って訳だ。ちなみに言っておくけど、最初から彼女に僕を与えるつもりはなかった。深く口づけた時もそうだ。あれは、僕の言うことを聞かせるためのいわば飴。ひたすら欲しいと思わせておかないと、躾ってしにくいだろう?
それにしても予想以上に楽しい。これからが楽しみだ。
僕は身支度を整え、メッセージを書いて、すやすや眠る彼女の頬に口づけを一つ落とすと、部屋を後にした。
ビックリすると同時に、やっぱり。と腑に落ちてる自分がいる。
蝋を垂らしてやる。口枷で塞がれていてもわかる、鋭い声。その痛みを馴染ませるように胸をなぞってやる。さっきとは違う甘い鳴き声。また垂らしてやる。またなぞって…と少しづつ彼女を蝋で染めあげた。女主人と交代し、鞭で蝋を落とすのを眺める。
エリはハイになってるようで、ひたすら甘い鳴き声を上げている。
今のタイミングなら、顔を合わすこともないし。とそうっと立ち席を外す。
受付にいた男性が、御礼と裏手のバーのドリンクチケットと、なぜかさっき使っていたディルドを渡してくる。これをどうしろと?と思わなくもなかったが、お酒はいただいておこう。
バーに立ち寄り(ロックヒルファームスがあって嬉しかった)カウンターでバーボンを飲んでいると、エリが厨房やお手洗いがあるであろう通路から出てきた。マジかよ。と思いつつ、さっきの女主人の意味深な笑みが脳裏に浮かんだ。
エリは一瞬ビックリした表情を浮かべたものの、しれっと横に腰かける。バーテンダーも慣れたもので「お帰りなさい」とおしぼりを渡し「お待たせしました。先程ご注文のジャックローズです」とカクテルを出し、ずっといた体を装っている。さてどうやって崩してやろうか?と悪戯な心が沸き上がる。
「じゃ、乾杯しよっか?さっきの綺麗なきみに。ね?ミツバチさん?」
あの時の見開かれた目は今も忘れられない。
そのあと、ホテルに行って色々と…って訳だ。ちなみに言っておくけど、最初から彼女に僕を与えるつもりはなかった。深く口づけた時もそうだ。あれは、僕の言うことを聞かせるためのいわば飴。ひたすら欲しいと思わせておかないと、躾ってしにくいだろう?
それにしても予想以上に楽しい。これからが楽しみだ。
僕は身支度を整え、メッセージを書いて、すやすや眠る彼女の頬に口づけを一つ落とすと、部屋を後にした。