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外れない首輪
第10章 カフェモカ
目を開けると見慣れない天井だった。あれ?ここどこ?と思考を巡らせていくうちに目が醒め、昨夜の事が走馬灯のようにフラッシュバックする。
うああ…広瀬さんと…昨日…うあああ…と赤面してベッドの上でじたばたしていると、彼がいないことに気が付く。
やはりあれは一夜の夢だったのかな。だとしたら切ない。
それよりも、私のお腹が空腹を訴えて切ないくらいだ。
時間を見ようとベッドサイドのケータイを開けると、そこには紙が挟み込まれていた。
「xxx-xxxx-xxxx
起きたら電話して。taka」
とりあえず、言われた通りにかける…トゥルルル…2コールで繋がった。
「あの…おはようございます」
「おはよう、エリ。昨日は楽しかったよ」
やっぱり夢じゃなかった。うれしいような、恥ずかしいようなこそばゆい感覚。
一緒にブランチと買い物をという事で、一時間後に昨日のシアトル系コーヒーショップで待ち合わせることになった。これからどうなるかは…わからない。けど新しい扉を開いて一歩踏み出したことは確かだ。
シャワーを浴びて、メイクをし直す。出来上がりを確認して軽く頷いて、部屋を出た。
うああ…広瀬さんと…昨日…うあああ…と赤面してベッドの上でじたばたしていると、彼がいないことに気が付く。
やはりあれは一夜の夢だったのかな。だとしたら切ない。
それよりも、私のお腹が空腹を訴えて切ないくらいだ。
時間を見ようとベッドサイドのケータイを開けると、そこには紙が挟み込まれていた。
「xxx-xxxx-xxxx
起きたら電話して。taka」
とりあえず、言われた通りにかける…トゥルルル…2コールで繋がった。
「あの…おはようございます」
「おはよう、エリ。昨日は楽しかったよ」
やっぱり夢じゃなかった。うれしいような、恥ずかしいようなこそばゆい感覚。
一緒にブランチと買い物をという事で、一時間後に昨日のシアトル系コーヒーショップで待ち合わせることになった。これからどうなるかは…わからない。けど新しい扉を開いて一歩踏み出したことは確かだ。
シャワーを浴びて、メイクをし直す。出来上がりを確認して軽く頷いて、部屋を出た。