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死んだあなたに逢いたくて
第3章 達哉のキス

次の金曜日。
この日が待ち遠しくて仕方がなかった。
昨日はほとんど眠れていない。

わたしは化粧も髪型もバッチリ気合いを入れて銀行へ向かって4万円をおろした。

バイト代が入らない今月だけは
この4万円を使う。

約束の時間よりちょっと早く
逢沢さんのところへ来てしまった。


前みたいに綺麗な花が咲いている。
うーん
ちょっと早いけど入っていいかな?

時計の針は6時45分を指していた。

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