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死んだあなたに逢いたくて
第1章 終わりと始まり
「無いんですか…。」
「すみません、ロープはちょうど
在庫が切れておりまして…。
お取り寄せしましょうか?
3日後になってしまうんですが…。」
「あ、大丈夫です。
あの、となり町のホームセンターにあるか
問い合わせてもらえますか?」
ついてないなあ…。
でも3日も待つことはできない。
今日って決めたんだから…。
しばらくしてお姉さんが
奥から戻ってくる。
となり町のホームセンターには
ロープがあるらしい。
わたしは近くの駅まで歩いて
ここから5つ目の駅で電車を降りた。