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胡蝶の如く
第5章 バンドマン
健「だいぶ広がったな。」
と健汰は呟いて微笑んだかと思うと、
指を
ジュポッ
と勢いよく抜き、変わりに何かを突っ込んだ。
指よりも固く、細く、冷たい物。
…ドラムのスティックだ。
健「ちょっと挿れてみたかったんだょなー!!…でも、細すぎてイミない、か??」
そのとおりだった。
オレはいつしか、
指に比べて質量の少ないソレでは満足しきれなくなっていた。
時折前立腺をえぐられる時以外は全く感じない。
オレは快感を求めて自ら腰を振ったが、
固く曲がらないスティックでは上手くイイトコロにはあたらない。
詩「ぁ、ぃゃ。…もっと、もっといっぱい、欲し、い。」
さっきの快感を味わいたくて、理性なんか無くなったオレは
顔を真っ赤に染めておねだりした。