この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
胡蝶の如く
第6章 裏返し
「そんな態度を取って…。遥、昨日の夜はあんなかわいく喘いでたんだ。…今からだって出来るよな?!」
耳元で低く囁く。
すると、遥はわかりやすいほどに
ビクンっ
と反応した。
とっさに逃げようとした遥の腕を引っつかみ、
強引にキスをする。
「んっ?!…んあっ、はぅ。」
ヤツはオレの巧みなキスに
すぐに蕩けたような顔になったが
「な、なにしやがんだっ!!てめ、何がカノジョだょ!!」
とオレを罵った。
オレはそれには答えず、
呆れたような顔をして、
ヤツの手をネクタイで拘束し、下着ごとズボンを下ろす。
すると
「…優しくなんかしてくれない癖に。」
と
小さな小さな呟きが聞こえた。