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君と恋をもう一度
第1章 心

「そ、良かった」
ぐんっと押し当てられ私の中に入ってきた
「ひあ⋯っ!?」
「やば、きっつ」
少しずつ奥まで入ってくるのがわかる
「いた⋯い⋯っ」
痛い!痛い!再び目を瞑る
もうやだ⋯そう思った時
「目、見て」
山淵健の声に耳を傾ける
ゆっくりと、目を開く
私をじっと見ている
彼の言うとおり、その目を、離さないように見つめた
その間も少しずつ奥へ入ってくる
そして再び、キスをしてくれた
唇を離す際、もう少しだからと言葉を残して
彼の優しさに、胸がギュッとなる

