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君と恋をもう一度
第1章 心

ぱっとわたしの抱えていたパンを一つとる
「うん。次の授業サボれる?」
「う、うん!」
「じゃあ、後で保健室きてねー」
それだけ言い残してわたしからとったパンを食べながらどこかへいった
その時気づいたけど、パンを抱えながら、しかも周りには人が何人か倒れてるし…なんてムードのない告白なんだと思いながら、急いで教室に戻った
なんだか昼食を食べる気にならず、結局買ったパンは鞄にしまって教室をでた
出る時に友達に何か言われた気がするけど、聞こえなかった振りをして、保健室にむかった

