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ネムリヒメ.
第12章 アイスクリームシンドローム.
「なーに!?」
そんなアタシにお構いなしで扉に向かって少し大きめの声をあげる聖くん
嘘…でしょ!?
その間も彼はアタシのなかを煽る手を休めない
それどころか、指をもう一本増やし溢れる蜜を掻き出すように掻き回されて、一番弱いところまで探られる
「ふっ…は…んんッ…」
必死に堪えるも、それでも唇の隙間から甘い吐息が漏れて、くちゅくちゅといやらしい水音まで部屋に響いている
『おい、体温計と風邪薬!!』
「…ない!!」
『ふざけんな、貸せ!!』
「お前に貸すのなんてない!!」
アタシを煽りながら平然と扉の外にいる雅くんと会話を続ける聖くん
「ちーちゃん、外に雅いるのにそんなにキモチイイの!?」
「んんっ…!!」
耳元でそう囁きかける彼の言葉と、外に人がいるのに感じてしまっているという羞恥心が余計に快楽を煽りたてる
『聖、ふざけんな!!』
すると、雅くんがしびれを切らしたのか
カチャ…!!
っと外から扉に手をかける音がした
んーっ!!!!
…入ってこないで!!
アタシは快楽に耐えながら、聖くんに必死に首を振りながら訴える