パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 　イチゴタルト.

「ふ……ぁあっ…」


唇を離し首筋に顔を埋められて、甘い吐息と声があがる

色気をMAX状態に纏った彼は鎖骨に歯をたてながら、胸の膨らみを撫で固くなって上を向いた突起をピンと弾く


「ぁっ…やぁ……」


それだけでもビクビクと揺れる腰骨に触れ、下の服のなかに手を滑り込ませる彼は、

いつ気がついたのか、もう片手の指先で頬に伝った涙の筋をそっと撫でた


「なぁ、まだ泣かせるようなコトした覚えはねぇんだけど…」


クチュ…


「っ…んんっ…!!」


返事もできずにいると、ショーツの上から蜜の溢れる秘部を撫でられ


「悪いな、でも慰めてる余裕はねぇよ…」


押し潰される秘部の蕾


「ひゃ…っ…あぁ…ッ!!」


あがった甘い声に、満足そうに妖しく口元を歪める彼が熱くなった耳元に顔を寄せる


「…泣くのは、いい声で鳴いてからな……」

「っ…」


ビクンッ

真っ白になった頭のなかに響く甘い掠れた声に全身が総毛立って、眉を寄せ虚ろな目を細め先をねだるように彼を見つめ返す


それから

彼の唇に…

指に…

そして彼自身に…

熱くて溶けてしまいそうな程の快楽を与えられる


軋むベッドでシーツを乱し、絡み合う熱と吐息が

朝の冷たい空気と肌を熱くする


優しくも激しくもアタシを抱く彼が何度目かの熱を放った瞬間…

迸る蜜液で濡れて深く染まったシーツの上で

襲いくる甘く気だるい陶酔に、アタシは何度も飛びそうになっていた意識を手放した