この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第19章  記憶の中の摩天楼.




「へぇ……」


そこで鋭い瞳で含みのある笑みを浮かべる渚くんに


「あはっ、やっぱり海に沈めた方が良さそう!?」


笑顔のままなんだか恐ろしいコトを言い始める聖くん


…って、ちょっと待って

ホンっトに誰が助けて


「それに、みっくん…」

「ん…っ」


っ─────!!

その前に、葵くんは耳元で話さないで!!


「…なんだよ、まだあんのかよ」


目の前の雅くんはもちろん不機嫌極まりない様子で、

アタシはといえば、ものすごく近い距離から葵くんの甘い声に鼓膜を揺らされ


「っ……」


さらには胸元に置かれた彼の綺麗な指で悪戯に鎖骨を撫でられ、鳥肌をたてている


すると


「鎖骨……が出てない」

「あ゛……!?」


は……い…!?

理解不能な葵くんの不満らしき言葉


「葵…日本語話せ」


それには黙っていた渚くんも首を傾げる


「オレ、ちーちゃんの鎖骨好きなの」

「あっそ」

「だから、このみっくんのドレスのチョイスは不満ー」

「はあ!? …おい!!喧嘩うってんのか、葵」


って、ぇえっ……!!?

不満って、そんなの知るかぁ!!


そしてそして、喧嘩腰に立ち上がる雅くんをよそにこっちのふたりはふたりで…


「えー、葵くん鎖骨フェチだったのー!? 渚くんの噛み痕付きの?」

「………!!」


ヘラリと笑う聖くんに、ニヤリと葵くんに向かって口角をあげる渚くん

待て待て待てぃ、煽ってどうするのっ!?


付いてるけどっ、付いてるけどね……恥ずかしいからやめてっ!!



/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ