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ネムリヒメ.
第20章  白と黒の影.



って、おぉぉい

待て待て待てぇ……!!

なにを考えているんだ、このオトコはぁぁあ!!


「…And so, I see what you mean.」
(…ですから、あなたのおっしゃることは分かります)


いやいや、アタシには貴方の考えていることがわかりません!!

こっちを見て!!

色々と心臓止まりそうになりながら、静かに悶絶してるアタシを見て!!


しかし、そんなアタシには目もくれず明後日の方を見ながら会話を続ける渚くん


お願いします、どうかお仕事の電話に集中してください!!

だから、必死に彼にそんな念を送ってみる


が、


「Sure. …I see.」
(はい。…わかりました)


「ッ…!!」


とうとうアタシは彼の指の動きに耐えられず、思わず変な声が出そうになる口を手で覆ったまま身を捩って離れようとした


「………!?」


あ……

そこで初めてアタシに視線を向けた彼と目が合うわけなのですが…


「…I'll need a little more time to think about this.」
(…この件についてはもう少し考えさせてください)


「────!!」


ぇぇえ──!!


グイッ…


一瞬だけニヤリと口角を上げたあと、何食わぬ顔をする彼にまんまともとの位置に連れ戻されるアタシ…

ご…拷問か


それからしばらくして、ようやく渚くんが電話を終える

アタシはすかさず彼から離れ距離を取った






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