この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第25章  Black Emperor.






「だから…アタシ…っ!」


望に知らされた事実に言葉を詰まらせる若葉ちゃん

でも、彼女が知ってるのはここまでだ

郁くんが若葉ちゃんにあれを持たせた意味も、実際に何をしているのかも、この先のことはなにも知らなかったはず

じゃなきゃ、彼女が安易に悪用しようなんて思わないだろう


まぁ、でもどっちにしろ…


「…可哀想な若葉ちゃん♪」


それ以上の言葉が有ろうが無かろうが紛れもない事実は事実


「せっかく信用してたのに、郁くんからはよっぽど信用ないんだね♪………ざまぁ…」



まぁ…恐い望はおいといて

結局どういうコトかっていうと、そういうコトなんだけど、取り敢えずここで謝罪事項がひとつ


─ゴメンね。オレ、ウソついちゃった♪


望が言った通りなんだけど、

若葉ちゃんが持ってた鍵はそもそも渚くんの貴重品でもなんでもなくて…

ましてや、ちーちゃんの手錠の鍵でもなんでもない


散々ちーちゃんの鍵って言ってたろ!!

だったら何なの!!って、

それはもちろんニセモノで、郁くんが用意したなんでもないただの鍵だ

それをオレは、ここにくる前から全部知ってた…


ゴメンね

でも、敵を欺くなら味方からって言うじゃん♪




…ってなわけで、オレからの謝罪事項は以上でーす♪






/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ