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やらし恥ずかし夏休みバイト
第1章 海の家
7月半ばの暑い日ざしのもと、春日井朱里(かすがい・あかり)はとある雑居ビルへと入っていった。
アルバイト面接を受けるために。
朱里が通う大学は長い夏休みに入ったため、有り余る時間を活かしてお小遣いを稼ごうと思ったからだ。
朱里はまだ1年生のため、就職活動も始めておらず、時間は存分にあった。
今回の面接をどうして受けようと思ったかというと……。
業務内容は「海の家(従業員)」ということだったが、給与があり得ないほど高く、興味をそそられて応募する気になったのだった。
「海の家での接客ってだけなのに、なんで時給1500円なんだろう。ひょっとしたら、大変な業務があるのかも。なんか……胡散臭い!」
最初、その求人広告を見たときには、そこから漂う怪しい空気をプンプン感じ取って警戒していた朱里だったが、時給1500円の誘惑はとてつもなく大きく、「面接を受けるくらいならいいかな。無理そうなら断ればいいし。そもそも、こんな好待遇なバイトなら、応募が殺到して不採用になっちゃうかもだし」という風に考えが変わり、とりあえず面接を受けることにしたのだった。
アルバイト面接を受けるために。
朱里が通う大学は長い夏休みに入ったため、有り余る時間を活かしてお小遣いを稼ごうと思ったからだ。
朱里はまだ1年生のため、就職活動も始めておらず、時間は存分にあった。
今回の面接をどうして受けようと思ったかというと……。
業務内容は「海の家(従業員)」ということだったが、給与があり得ないほど高く、興味をそそられて応募する気になったのだった。
「海の家での接客ってだけなのに、なんで時給1500円なんだろう。ひょっとしたら、大変な業務があるのかも。なんか……胡散臭い!」
最初、その求人広告を見たときには、そこから漂う怪しい空気をプンプン感じ取って警戒していた朱里だったが、時給1500円の誘惑はとてつもなく大きく、「面接を受けるくらいならいいかな。無理そうなら断ればいいし。そもそも、こんな好待遇なバイトなら、応募が殺到して不採用になっちゃうかもだし」という風に考えが変わり、とりあえず面接を受けることにしたのだった。