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やらし恥ずかし夏休みバイト
第7章 イベントコンパニオン
朱里が入ってみると、その広い会場内は人で埋め尽くされていた。
入場料が5千円もするのによくこれだけの人が集まったなぁ、と感心する朱里。
ドリンクを購入するとなると、さらにその分の代金が別途にかかってくることになるし、それにまた、ここまでの交通費もかかるので、客たちの出費は1万円を超えてくる場合も多いだろうと予想される。
そんな条件なのに、この賑わいということが、朱里にはすごいことだと思われた。
「お、来た来た! 春日井さん、こっちですよ!」
遠くから呼ぶ声がしたので、そちらを向く朱里。
見ると、会場奥にそびえ立つステージのすぐそばに、一人の男性がおり、その人物が朱里を呼んでいるようだ。
その男性は、朱里とお揃いの紫の服を着ており、大きな四角いメガネをかけていた。
もっとも、男性なので当然ながら、服のボトムスはスカートではなくパンツタイプだったが。
あの人が研修のときに話に聞いていた「現場監督の山村さん」という人だな、と理解した朱里は、一目散にそちらへと向かった。
入場料が5千円もするのによくこれだけの人が集まったなぁ、と感心する朱里。
ドリンクを購入するとなると、さらにその分の代金が別途にかかってくることになるし、それにまた、ここまでの交通費もかかるので、客たちの出費は1万円を超えてくる場合も多いだろうと予想される。
そんな条件なのに、この賑わいということが、朱里にはすごいことだと思われた。
「お、来た来た! 春日井さん、こっちですよ!」
遠くから呼ぶ声がしたので、そちらを向く朱里。
見ると、会場奥にそびえ立つステージのすぐそばに、一人の男性がおり、その人物が朱里を呼んでいるようだ。
その男性は、朱里とお揃いの紫の服を着ており、大きな四角いメガネをかけていた。
もっとも、男性なので当然ながら、服のボトムスはスカートではなくパンツタイプだったが。
あの人が研修のときに話に聞いていた「現場監督の山村さん」という人だな、と理解した朱里は、一目散にそちらへと向かった。