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やらし恥ずかし夏休みバイト
第7章 イベントコンパニオン
優輝は胸を張って言う。
「もちろん、そのつもりだよ。あとはただ、僕よりも上手い人がいないことを祈るだけかな。きっと、僕と同じように、事前に特訓している人も多いはずだからね。1位を目指すけど、ライバルも多いし、何ともいえないね……」
「う、うう……。優輝君を精一杯応援するよ……。……あれ? 優輝君、もしかして、一日中この会場にいたの? 私がどの時間帯で出てくるかなんて、わかんなかったでしょ?」
「うん、そうだよ。今までちょっとだけ退屈だったかな。でも、全然苦じゃなかったよ。もしかしたら、朱里お姉さんに会えるかもって期待してたから」
健気(けなげ)な優輝を、朱里は思わず抱きしめたくなった。
しかし、こんなところでは目立ってしまうので、グッとこらえる朱里。
優輝がステージ上に視線を移して言った。
「さてと、僕も挑戦してくるよ。あの高さなら楽勝だし、安心して見ててね」
「あの高さ、楽勝なの?! すごい! 頑張ってね……応援してるからっ!」
「ありがとう! じゃあ、また後でね」
そう言い残すと、優輝はステージへと続く列の最後尾に並んだ。
「もちろん、そのつもりだよ。あとはただ、僕よりも上手い人がいないことを祈るだけかな。きっと、僕と同じように、事前に特訓している人も多いはずだからね。1位を目指すけど、ライバルも多いし、何ともいえないね……」
「う、うう……。優輝君を精一杯応援するよ……。……あれ? 優輝君、もしかして、一日中この会場にいたの? 私がどの時間帯で出てくるかなんて、わかんなかったでしょ?」
「うん、そうだよ。今までちょっとだけ退屈だったかな。でも、全然苦じゃなかったよ。もしかしたら、朱里お姉さんに会えるかもって期待してたから」
健気(けなげ)な優輝を、朱里は思わず抱きしめたくなった。
しかし、こんなところでは目立ってしまうので、グッとこらえる朱里。
優輝がステージ上に視線を移して言った。
「さてと、僕も挑戦してくるよ。あの高さなら楽勝だし、安心して見ててね」
「あの高さ、楽勝なの?! すごい! 頑張ってね……応援してるからっ!」
「ありがとう! じゃあ、また後でね」
そう言い残すと、優輝はステージへと続く列の最後尾に並んだ。