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やらし恥ずかし夏休みバイト
第3章 桃の販売員
「ああっ!!」
 斎藤が大声で叫んだと同時に、大量の白いマグマが、朱里の口内へと発射された。
 その独特の香りが、朱里の口を満たしていく。
 同時に、朱里も絶頂を迎えた。
「んんんんっ!!」
 シンボルをくわえたまま、声にならない叫びをあげる朱里。
 悦びの花蜜を流しながら、花びらや豆も震えを繰り返した。
 そして、無駄な肉のついていない美しい背中は、大きくえびぞりになっていく。
 口内に流れ込んだマグマの妙な味に戸惑いつつも、朱里はえも言われぬ充足感に満たされていた。
 やがて、斎藤がゆっくりと身を引いていく。
 そのシンボルがゆっくりと口内から去っていったが、シンボルの先端と朱里の舌先とを結ぶように、白く粘り気のある樹液が糸を引いていた。
 まるで、朱里のよだれのように。
「飲んでいただけますか?」
 斎藤の注文に、これまた黙って応える朱里。
 独特の味と臭いに内心戸惑いつつも、目をつむり、意を決して飲み下した。
 ひとえに、「機嫌を損ねて、桃を買ってもらえなくならないように」という思いで。
 下半身から立ち上る快楽の余韻は、後を引いており、朱里は終始ボーっとしたような状態だった。


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