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やらし恥ずかし夏休みバイト
第3章 桃の販売員
 ずじゃっ……くっちゃ……ずっちゅ!
 朱里と高原の結合部は泡立ち、淫猥な音を響かせている。
 橋本の樹液を、美味しくないので無理やりに飲み込みながら、朱里は腰の動きに集中していた。
「ああんっ! あんっ! ひゃあああん!」
 口内にもう何も入ってないので、朱里は目いっぱいの啼き声を発していく。
 にっちゃ、ずっちゃ……!
 腰の動きも、最高速へと突入していた。
 そして―――。
「う……。朱里ちゃん、出るよ!」
 高原は焦った声で、朱里に知らせた。
 しかし、朱里は腰を離すことができない。
「ひぃあああっ! あひゃあっ!!」
 ずっちゃ! ずっちゃ!
 相変わらず、大きな音と声を立てながら、動き続けている。
「出るよ! 早くどいておくれよ!」
 高原の差し迫った声は、朱里の耳に届いていたのかどうか。
 朱里はなおも動き続けていた。
 すると―――。
「うお!!」
 高原がうめくのと同時に、朱里の胎内へと樹液が流れ込んだ。
「あっひゃああああああ!! 突き抜けちゃう!!」
 この日一番の大きな叫び声をあげた朱里は、絶頂の水面へとダイブした。
 快感が堰を切ったように、ほとばしっていく。
 ビク、ビクン!
 激しく痙攣する朱里の身体。
 煮えたぎる樹液が身体の中へとじんわり広がる感覚も気にならないほど、朱里の得た快楽は絶大で、力尽きたかのように朱里は身体を前に倒した。
 荒い呼吸をしながら、高原の胸に顔を押し当てる朱里。
 果肉はなおも、シンボルから樹液を搾り取ろうと、収縮を繰り返している。
 高原としても、こんなに長く糸を引くような快感を覚えたのは、久々のことだったようだ。
 驚きと幸福感に目を丸くしながらも、胸に押し付けられた朱里の頭を優しく撫でた。
 空いている方の手は、朱里のお尻を撫でながら。
 完全に、樹液も花蜜も噴出が止まっていたにも関わらず、まるで恋人同士のごとく、朱里と高原はぴったりと繋がったまま、激しい呼吸を続けていた。


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